柴犬六太との日々

夫と私と柴犬と。日々のあれこれ綴ります。

育犬ノイローゼ

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六太と暮らし始めるずっとずっと前のこと。

「犬がいる生活は楽しいだろうなぁ」と思う反面、いろいろ大変そうだなぁ…と不安な面もありました。中でも一番の心配は経済面。毎月のご飯代出せるだろうか、病気になった時に治療代出せなかったらどうしよう…

 

そういうこともあって、なかなか犬を飼うということをできずにいました。それが、六太に出会ってあれよあれよというまに犬飼いさんに。

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2015年1月 7ヶ月の六太

心配性な私なので、なんでも事前に考えすぎてしまうところがあるのですが、犬を飼うことに関しては心配する観点がズレていたことを後に知ることとなりました。

というのも、経済面はご飯代・病院代のことくらいしか考えていませんでしたが、実際はサークルやベッドなどの生活に必要なペット用品、ペットシーツやウンチ用の袋などの消耗品、ブラシや歯ブラシなどのケア用品、そしてシャンプー代とかかる費用は思っていたより多かった。

 

病院代は毎月のノミダニの予防薬、フィラリアの予防薬、年1回のワクチンと狂犬病予防接種代、病気をしたときの治療代については六太はペット保険に加入しています。

最近はペット保険に入っている人が割と多く一般的だと思うのですが、かれこれ20年以上前、犬を飼っている友人から「ペットは保険がないから病気をしたときの治療代が高額で大変」と聞いたことがあったので、ペット保険って最近できた制度なのかな?と気になり調べてみたところ、日本初のペット保険は1995年ということでした。

(友人にその話を聞いたのは1995年以降だったと思うので実際はペット保険があったということになりますが、知らなかったか初期すぎてまだ一般的ではなかったのかもしれないですね。)

 保険代も、若いうちはそんなに病気もないだろうからその分を貯金しておいてもいいかも?とも思ったのですが、やっぱり入っていると安心だと思ったので入りました。

 

いやいやしかし!ここで私が言いたいのは「思っていたよりお金がかかる!」ということではなく、もちろん思っていたよりお金はかかっているんだけど意外とそれは気にならなくて、六太の健康状態やしつけのこと、気にするべきはそっちだったなぁと。

 

「柴犬の男の子は育てにくい、1歳過ぎたら急に凶暴になることもある」と、そんな話も聞いていたので、しつけ方を間違えたら大変なことになる!!と思っていました。

なので、しつけ本に書かれていることにしっくりこなくても、自分流でやって取り返しのつかないことになったら??と思うと怖くてしつけ本の通りにやらなければ!と必死でした。

けれどやっぱり、お留守番の時に声をかけずに出ていくこと、帰宅時は嬉しくてサークル内でカチャカチャ「出して~!!」な状態になっていても落ち着くまでは無視を続けて出してはいけないこと、就寝時にはサークルに入れること、など、なんかかわいそうで、しつけ本を無視して自分流でやっていることもありました。

withmutta.hatenablog.com

でもそうすると、自分の中ではちゃんとやらないと!と思う気持ちもあるので、本当にこれでいいのかな?と不安になってくるんですよね。完璧にしないと!と勝手に思い込みすぎてノイローゼになるんじゃないかと思うくらい(>_<)

周りで犬を飼っている人や外でお散歩してる人を見ても優雅で楽しそうな感じ。犬のしつけで悩んでいる人の話を聞いたことがなかったので、自分がダメやからできないって思い込むという完全育犬ノイローゼパターン💦

そうです、この頃には六太を迎える前には想像もしなかったことで悩み、この先育てていけるのだろうか…と不安になっていたのですΣ( ̄ロ ̄lll)

 

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同じく7ヶ月の六太 お顔の茶色い部分が多い

 そんな時、ネットでいろいろ検索していると、育犬ノイローゼになりそう…というお悩み相談をけっこう発見したのです!まさに同じようなことで悩んでいたりで、意外とみんな通る道なのかも!と思って少し安心しました。

 

ですが、何かをカミカミしたりガリガリしたりするのはなかなか治まらず、六太に危険がなければカミカミしようがガリガリしようがまぁいいか~と思う面もあったのですが、「悪いことをしたら叱らないと!」という意見もあり、それも悩みの種でした。だって犬にとってカミカミやガリガリは悪いことしてるわけではないし…と思っていたので。

 

そしてある日、ご近所で同じく柴犬の男の子を飼っているママさんと話す機会があり、「厳しくしつけないとって思うけどついつい甘やかしちゃうんですよね~…」と話すと、「いいじゃない、甘やかしたって~!犬なんだから^^」と私にとっては意外な言葉が返ってきたのです!

ママさん曰く、人間の子供なら甘やかしすぎはダメかもやけど、犬なんだからいいじゃない、私もめっちゃ甘やかしてるよ。と。そのお宅の柴ちゃんは六太より1歳くらい年上でとってもお利口さんに育っているので、「甘やかしても全然大丈夫やん!」と余計安心して嬉しくなりました♪

 

それともう一つ、六太をお迎えして10日後くらいだったでしょうか、ペットショップの店長さんから「その後どうですか?困ったこと、わからないことはないですか?」と連絡をくれました。

仕事でお留守番させる時、「サークルから出して~!」とカチャカチャやるのがかわいそうで辛いし心配…というようなことを話すと、「そのうち慣れてくれるから大丈夫ですし、ずっとガチャガチャして寂しそうにしてるように思うかもですが、意外と飼い主さんが出て行ったあとはすぐ寝てたりするんですよ^^」と。だからそんなに心配しなくても大丈夫ですよ!と言ってくれたのが私にとって安心材料の1つになりました。

  

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昨日の六太

 上記のようなことで悩んでいた頃から5年以上の月日が流れ、今思えば懐かしい思い出です。今は人様に迷惑をかけず、六太の身に危険や害が及ばないことであれば存分に甘やかしています(^^;)

ちなみに、1歳過ぎて凶暴になることもなかったし、柴犬の男の子である六太を育てにくいと思ったことはありません。